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論文

加速器質量分析法による年代測定技術とその応用; 前処理手法の改良による極微量分析の検討

渡邊 隆広

JAEA-Review 2018-037, p.20 - 22, 2019/03

東濃地科学センター土岐地球年代学研究所では、加速器質量分析法を用いた地質試料の年代測定が可能である。これまでに放射性炭素, ベリリウム-10及びアルミニウム-26による年代測定が実用化されている。本技術開発では、放射性炭素年代測定に必要な前処理手法の改良として、元素分析計及び自動グラファイト調製装置を用いた作業の効率化を検討した。本技術開発により実施した国際標準試料の測定結果は、既報の値とよく一致した。また、両装置を用いることにより、年代測定に必要なグラファイト調製までの作業時間が大幅に短縮された。さらに、両装置を用いることにより、従来法で必要な試料量の10分の1となる炭素量0.1mgでのグラファイト調製に成功した。

口頭

高精度弾性波測定システムを利用した地下水流動変化の原位置計測; 西松建設株式会社との共同研究

松井 裕哉

no journal, , 

本研究は、地下水流動状況変化の把握に対する高精度弾性波速度測定の適用性を検討するため、西松建設と原子力機構との共同研究として実施したものである。高精度弾性波速度計測は、瑞浪超深地層研究所における再冠水試験場所の近傍で実施し、再冠水試験坑道からの全排水開始時から約3ヶ月間実施した。計測の結果、地下水流動場の変化に伴う弾性波速度の変化が認められ、高精度弾性波測定が地下水流動場の変化の把握に適用できる見通しが得られた。

口頭

地質環境の長期安定性に関する研究; MT法に係わる電磁場スペクトルデータ品質改善技術の開発

小川 大輝; 浅森 浩一

no journal, , 

将来の地層処分システムに重大な影響を及ぼす可能性がある現象(マグマ活動等)の潜在的なリスクを排除するためには、地表からの調査の段階において、地下深部の高温流体等の存否や分布をあらかじめ確認しておくことが重要となる。その調査技術の一つとして有効であると考えられる地磁気・地電流(MT)法について、従来から広く利用されるリモートリファレンス処理のみでは除去が困難な電磁場ノイズを対象にした、新しい観測データ処理方法を試行した。本研究では、連続ウェーブレット変換と独立成分分析を組み合わせた手法を考案し、電磁場ノイズを意図的に加算した時系列に対して、その有効性を確認した。

口頭

地質環境の長期安定性に関する研究; 地質環境の長期変遷モデルの構築とそれを支援する要素技術開発

丹羽 正和

no journal, , 

日本列島は変動帯に位置していることから、諸外国に比べて地殻変動や火成活動等が活発である。そのため、地層処分における適切なサイト選定や安全評価においては、将来の自然現象に伴う地質環境の変動の程度を把握することが特に重要となる。将来にかけての地質環境の変動幅の推定は一般に、実際の地質環境を構成する地形・地質、地表環境(古気候・古環境等)、水理, 地球化学といった様々な要素についての過去の変動の履歴や現象プロセスに基づくこととなる。原子力機構では、平成25年度$$sim$$平成29年度までの5か年にわたり、経済産業省資源エネルギー庁からの委託事業「地質環境長期安定性評価確証技術開発」において、これら要素の過去から現在にかけての変動の履歴を三次元的に表現できる数値モデルの構築、モデルの妥当性や不確実性の評価手法の整備、及びモデルの構築を支援する要素技術の開発を進めてきた。本発表では、本事業の5か年の成果の概要について報告する。

口頭

高速摩擦試験と鉱物・化学分析に基づく断層活動性の評価指標の探索

清水 麻由子; 丹羽 正和

no journal, , 

断層の活動性評価の鍵となり得る鉱物・化学組成の変化や変形組織などの特徴を的確に捉えることを目的として、断層ガウジを模擬するように鉱物組成を調整した人工試料に対し回転式高速剪断摩擦試験機を用いた高速摩擦試験を行い、試験後の試料に対して組織観察や電子プローブマイクロアナライザによる面分析を実施した。その結果、一部の試料のガウジ中に、黒雲母が石英粒子を取り囲むclay-clast aggregate(CCA)とみられる組織が生じていることが明らかになった。黒雲母によるCCA形成の報告はこれまでになく、このCCAの産状や化学組成に着目することにより、地震性の断層すべりを特徴づけるような物理的・化学的変化を見出すことができる可能性がある。

口頭

段丘堆積物の給源推定への石英のOSL及びESR信号の適用; 北海道幌延地域の段丘堆積物の例

斗澤 皓正; 西村 周作; 丹羽 正和

no journal, , 

段丘堆積物の堆積年代や給源に関する情報は、その地域の隆起量・侵食量の推定や後背地となる山地の発達過程の復元において重要な要素となる。本研究では、段丘堆積物の給源を推定するため、石英のOSL及び・ESR信号の適用を検討した。事例対象として北海道幌延地域の段丘堆積物を用いた。各層から採取した堆積物の石英のOSL測定結果より、OSL信号は様々な組み合わせのOSL成分から構成されていた。また、OSL成分の寄与は、すべての試料において、Fast成分で最も高い値を示した。これらの結果より、それぞれの石英は給源岩石種を異にすること、また、OSL年代の測定が可能であることが示唆された。また、ESRのAl及びTi-Li中心信号測定では、堆積層の上部よりも下部の方でそれぞれの信号強度は高い値を示した。一方、E1'中心信号は、いずれの試料もほぼ同じ値を示した。XRD測定により確認すると、堆積層の上部と下部とでは鉱物組成に違いが見られるため、OSL信号と同様にESR信号も石英の給源の岩石種の違いを反映していると考えられる。

口頭

超深地層研究所計画; セメント材料が地下水環境に与える影響の評価手法の構築

岩月 輝希; 村上 裕晃; 渡辺 勇輔; 福田 健二

no journal, , 

坑道閉鎖時にセメント材料が地下水に与える化学影響の評価手法について検討を行った。その結果、施工したセメント材料と付随する水質変化を分析し、熱力学解析によりアルカリ性地下水の生成可能量を見積もることで、地下水流動に応じて坑道内外の長期pH条件の推定が可能となると考えられた。

口頭

東濃地科学センター加速器質量分析装置におけるヨウ素129測定技術開発の現状

三宅 正恭; 藤田 奈津子; 岡部 宣章; 國分 陽子; 島田 顕臣; 尾方 伸久

no journal, , 

東濃地科学センター土岐地球年代学研究所ではタンデム型加速器質量分析装置を用いて、深地層の科学的研究の一環として実施している地質環境の長期安定性に関する研究に係る試料の加速器質量分析による年代測定を行っている。現在地下水のヨウ素129年代測定を実施するため、加速器質量分析装置によるヨウ素129試料のルーチン測定を目指し、技術開発を行っている。標準試料の試験測定及びバックグラウンド試料の施設間比較試験を行った結果、1$$times$$10$$^{-14}$$台のヨウ素129測定が可能となった。

口頭

地下深部の地質環境の可視化に関する研究

尾上 博則; 松岡 稔幸; 丹羽 正和; 武田 隆顕*

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物の地層処分事業を円滑に進めていくためには、地層処分の技術的信頼性を向上するとともに、社会の理解と信頼の醸成が重要となる。社会の理解醸成、科学技術情報のアウトリーチの観点からは、特に地下という一般には見ることができない空間や、超長期の時間スケールで変化する現象を効果的に可視化するための表現手法や技術を整備し、それらを技術的ノウハウとして蓄積することが必要となる。そこで、本研究では地層処分に関するシミュレーション結果等の効率的な解釈や技術開発成果の理解促進を図るうえで効果的な可視化技術や技術的知見について検討を行った。本稿では、数値モデルや数値シミュレーション結果を用いた地質環境や地表環境の長期的な変化の可視化に関する検討結果や、主に専門家以外の一般層を対象とした研究成果の紹介として個別の検討成果を組み合わせて制作した映像コンテンツについて紹介する。

口頭

再冠水試験の水理-力学-化学連成(HMC)シミュレーション

尾崎 裕介; 尾上 博則; 岩月 輝希

no journal, , 

瑞浪超深地層研究所では、坑道埋め戻し技術の開発の一環として深度500m研究アクセス北坑道において再冠水試験を実施している。再冠水試験では、坑道の掘削による地質環境の擾乱から坑道閉塞後の地質環境の回復過程を把握するため、冠水坑道の内外において水圧・岩盤変位・水質等が観測されている。これら連成挙動の理解を目的として、原位置での観測に加え、数値シミュレーションによる予測・再現解析手法の開発も実施している。本研究では、再冠水試験の初期段階である坑道掘削時の地質環境の擾乱過程に関する連成解析結果について発表する。

口頭

東京大学と原子力機構の共同研究; 日本列島の浅海底に発達する海底段丘の分布と特徴

小松 哲也; 高橋 尚志*; 舟津 太郎*; 村木 昌弘*; 日浦 祐樹; 須貝 俊彦*

no journal, , 

本研究では、日本列島の浅海底上に発達する海底段丘の分布と特徴について得られた知見について紹介する。

口頭

トレーサーを用いた岩盤中地下水の割れ目を介した空間的な広がりの評価

渡辺 勇輔; 福田 健二; 村上 裕晃; 岩月 輝希; 鈴木 庸平*

no journal, , 

瑞浪超深地層研究所では、地下環境での微生物活動と地球化学特性の関連を評価することを目的として深度300mに掘削したボーリング孔を利用し原位置での微生物培養試験を実施している。この試験では地下水の溶存成分濃度の変化に基づいてから微生物活動を評価する必要があり、ボーリング孔内の地下水の入れ替りによる溶存成分の変化を予め把握する必要がある。そのため、培養試験中の地下水が周辺岩盤中へどのように広がっていくのか評価することを目的として、蛍光トレーサーを添加しその経時変化を観察した。また、地下水の移動経路となる割れ目の開口幅を推定するための技術開発として、粒径の異なる蛍光ビーズを添加し、その広がり方の違いから開口幅の評価を試みた。

口頭

「萌芽研究開発制度」を利用した研究成果; 変動帯の花崗岩岩盤が有する物質移動抑制機能の一般性に関する研究

笹尾 英嗣; 石橋 正祐紀; 村上 裕晃; 福田 健二; 板井 佳織*; 湯口 貴史*

no journal, , 

原子力機構の萌芽研究制度を利用して、我が国の花崗岩の大部分を占める健岩部の物質移動特性に関する研究を行っている。本発表では、マトリクス拡散経路の特徴と拡散速度などとの関係を定量的に把握・評価するため、国内の分布や形成年代の異なる複数の花崗岩を対象として実施している、数十$$mu$$mスケールの空隙分布や特徴と拡散速度に関する実施内容を報告した。

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